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Ariukhの憂鬱 昔日篇の続き


さて、FS<D.E.CO>で見習いとして働くことになった僕だが
まずはD.E.COの業務内容について説明しようと思う

前にも言ったようにウチの社長はパンデモスであり
知能や精神力の欠片もない100%筋力のパンダがすることと言えば
モンスターを殴り殺して肉を剥ぐか、採掘・伐採するかのどちらかだろう
ウチの社長は後者に属する

採掘・伐採で採取してきた鉱石や丸太をインゴットや板材に加工して販売したり
社長が気まぐれに作った木工製品を販売するのが、D.E.COの主な業務内容となる


僕に与えられた最初の仕事は鉱石の運搬及びインゴットへの精錬という簡単なものであったが
しかし、運搬する鉱石の量が半端ではなかった
ウチの社長は筋力100、伐採100、採掘100のパンデモスである上に
アスリートマスタリも発動させている兵だものだから、さぁ大変
水と食料さえ渡しておけば、この人は2時間でも3時間でも無休息で採掘することができる
まさに採掘マシーンだ

そして、2時間も3時間も採掘し続けるとどうなるかというと
鉱石の重量がゆうに1000を越えることになる
こうなると筋力が100あろうが、レイジングが使えようが関係ない
有象無象の区別なく、誰も動くことが出来なくなる
(まぁ、ポールシフトやファルコンウィングが使えるなら話は別だが)
なるほど、テレポート使いを雇いたがってたのも合点がいく

こうして、ある時は地下墓地、ある時はダーイン山
ある時はギガス採掘場の最奥なんていう剣呑な場所まで
あちこちの採掘場を飛び回っては採掘した鉱石を受け取り
それをひたすら精錬し、インゴットにする作業を繰り返していた

そんな作業を繰り返していると、おのずと鍛冶スキルというものは上がっていくもので
鍛冶スキルが40をいくらか上回った頃

「おう、おめぇこいつになってみる気はねぇか?」

といって巻物を渡された
究極奥義の書[マインビショップ]だった

一応、「なってみる気はないか?」と聞いてはいるもの
サングラスを通して放たれる眼光は拒否することを許さないものがあった

もちろん、僕にこの眼光を跳ね返すだけの胆力がなかったことは言うまでもない


ちなみに、サングラスを取った社長の素顔は
意外に可愛い目をしているということを追記しておこう
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